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ニュース&トピックス 2006年3月15日

「経済人コー円卓会議日本委員会」の

「ステークホルダーと企業との対話」シンポジウムにて司会を務める。

※ 以下の文章は、生産性新聞2006年3月25日に掲載された記事の内容です。

経済人コー円卓会議(CRT)日本委員会は3月15日、東京・港区の「女性と仕事の未来間」で、第2回目となるCSRシンポジウム「ステークホルダーと企業との対話」を開催した。企業関係者、株主、一般市民、労働組合関係者、学生などのステークホルダーが参加した。

冒頭、橋本徹・CRT日本委員会名誉会長(ドイツ証券会社東京支店取締役会長)は、「今後の企業活動は、ステークホルダーを大切にしながら持続的な成長をしていくことが大事になる」とあいさつした。

石田寛・CRT日本委員会事務局長(関西学院大学大学院助教授)は、「CRTは3つの理念を基本とし、『自ら正すことを第一とし、誰が正しいではなく何が正しいか』を判断基準としている。」と説明した。

次いで、金子剛一・住友スリーエム代表取締役副社長、武田義信・アサヒビール総合支援本部グループCSR委員会事務局長・理事の両氏が、「各社のCSRの取り組み」をテーマに登壇し、活動の基本を説明した後、対話を行った。

金子氏は、「当社のCSRは特別な事を行っているわけではない。本業と必ず関連し、「企業理念」、「ビジョン」、「人事の基本原則」に基づく、本業の一部としてCSR活動を展開している」と述べた。

竹田氏は、「アサヒビールでは全社横断的な委員会を柱にCSR活動を行っている。各ステークホルダーとの関係を明示した上で、6つの優先項目を策定して、本業の事業活動の中で地道に展開している」と説明した。

この後、佐久間健・CRT日本委員会エグゼクティブ・アドバイザー(コミュニケーション戦略研究所代表取締役)が司会を務め、会場との対話を行った。企業のステークホルダーへの対応などを論点に、参加者が各ステークホルダーの立場で両氏に質問し、CSRのあり方を考えた。